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  優しかった彼が結婚

片思いの彼は、笑顔の優しい長身の人でした。
大学の同級生に私は片恋をしました。

高校まで関東で育った私は、大学の時、
父の仕事の関係で熊本に引っ越しました。

自分の周りを飛び交う熊本弁に驚きの毎日。

熊本の人は共通語と思って話していても、
関東育ちの私には、どうもピンと来ない言葉がたくさんありました。

例えば、「あとぜき」。
開けた戸をきちんと閉めることです。

研究室の戸に「あとぜき!」と書いた紙が
貼ってあって面食らったものです。
そうした時、さりげなく、優しく教えてくれる彼が、
私の中でだんだん大きな存在になって行きました。

彼の誕生日をこっそり調べ、
お洒落な彼が喜ぶような小物をプレゼントしたものです。

彼は喜んで使ってくれました。
研究室には自由帳が置いてありました。

みんなが近況を書いたり、書かれたことへの感想を書いたりしていました。

研究室のお楽しみの一つになっていました。
その自由帳によく書き込みをし、文章も上手だったのが彼です。

彼は、私にプレゼントを貰ったことをその自由帳に書いていました。

自由帳というオープンなものに書き込みがあったことが、
少し私は気になりました。

なんとなく、二人だけの秘密にしておきたかったのです。

オープンなものに書くというのは、
彼が私のことを特別な存在と思っていないからではないか?

私の中で疑問が膨らんできました。

彼は熊本の名門高校の卒業生でした。
大学にはその高校から進学した人が何人もいました。

そういう人たちの噂話を意識して聞くようにしました。

彼には高校時代からの恋人がいたのです。

学部が違っていたので、私が知らなかっただけだったのです。

その恋人とのデートの噂話も
たびたび彼のいないところでは交わされていました。

お洒落な気配りがされていたからです。

「告白しなくて良かった」と思い、
何事も無かったように振舞いましたが、

心の中では彼の恋人が羨ましくてたまらず、
彼のことをあきらめきることもできず、
もやもやとした4年間を過ごしました。

大学卒業後、彼がその恋人と結婚したと聞いた時は、
布団を被って泣いたものです。


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