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  あこがれの片想い

その時、私は中学2年生でした。
私の通っていた学校は、幼稚園から高校までがある小さな女子校でした。

各駅停車しか止まらない小さな私鉄の駅が最寄り駅。
同じ学校に通う生徒のほとんどが、この駅を利用していました。

駅から学校までは、まっすぐな上り坂。
上って歩いているのは、ほとんどが同じ学校の生徒で、
逆に下ってくる人達は、社会人や学生などさまざまでした。

いろんな人達とすれ違っていた朝の通学の時間に、
ひときわ目をひく高校生の男の人がいました。

彼は松葉杖をついて、急な坂道を器用に下ってくるのです。
道がまっすぐだったから、同じ学校の生徒たちは、
学校へ行くまでのどこかのタイミングで必ず彼を目にしていました。

そして、彼はいつの間にか松葉杖を使わずに
歩いて駅まで向かって行くようになりました。

彼は、当時流行りのアイドルグループにいるような目鼻立ちの
はっきりした顔をしていました。

だから、私の学校で、彼はけっこうな有名人でした。

「あの人、かっこいいよね。」「あの制服は、あそこの学校だよね。」

みんな彼のことをそんな風に話していました。

私も例外ではなく、彼のことをかっこいいなぁと思い、
憧れの気持ちを持っていました。

憧れの気持ちを持ってしまうと、不思議なことに、
彼のことを勝手に好きになりました。

毎日、彼とすれ違うだけの一瞬の時間だけ時間にドキドキしていました。
彼は私のことなんて気づいてもいないのに。

いつか知り合える日がくるような、そんな気持ちを持ちながら
彼とすれ違う時間だけ、片想いをしていた、そんな頃。


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